管理方法 Management Method
ビスカ・ファイリングシステムの“色(カラー)”を活かしたファイル管理
ビスカ・ファイリングシステムは、数字やアルファベットを色(カラー)に置き換えて(カラーコード化)、色のかたまり(カラーブロック)を作ることによって、カルテファイルの検索をスピーディにし、誤収納を防ぐシステムです。
誰でも簡単に覚えることができ、慣れてくればコンピューターに数字を打ち込むよりも早く、カルテの準備が可能になる画期的なシステムです。
ファイリングシステムを使ったカルテ管理のメリット
ファイルの取り出しが早くなります。
どの色がどの数字や文字に対応しているか(カラーコード)、を覚えるだけで、数千から数万におよぶカルテファイルの中から、目的のファイルを数秒で取り出すことができるようになります。
ファイルの誤収納がなくなります。
ファイルを間違った場所に戻した場合に、カラーブロックと違った色が入ることになるので、その間違いにすぐ気がつきます。色(カラー)の鮮明さが、迅速・確実な作業の決め手です。
次の作業に安心して移れます。
ファイルを正しい位置に戻すと、周りのカラーブロックの“色(カラー)”と同化するので、反射的に「正しく戻したこと」が認識でき、次の業務に安心して移れます。
システムの構成要素
システムの構成要素は、カルテファイル、カラーシート、カラーラベル、収納ラックからなり、シートの種類と並べ方によって、それぞれ4つの管理方法を構成できます。
システムの構成方法は
- 1 .管理方法にあったシートを作る(ラベルを貼る場合も)。
- 2 .シートをファイルの見出しポケットに差し込む。
- 3 .管理方法にあった並べ方でラックに収納する。
と非常に簡単です。
4つの管理方法
EGカラーデジットシステム(一連番号順ID番号管理)
ファイルを患者(ID)番号順に収納するだけで、自然にカラーブロックができあがる、ビスカが開発した一連番号順整理システムです。
・カルテを一ヶ所に収納できる場合などのファイル管理に適したシステムです。
ターミナルデジットシステム(下二桁ID番号管理)
患者(ID)番号の末尾2桁をカラー表示する方法です。
・一万冊を超える場合・ファイル冊数が多い場合・桁数が多い場合・飛び番号がある場合などのファイル管理に適したシステムです。
50音整理システム(お名前管理)
50音の(あ・い・う・え・お~)をローマ字で組合せ、その組み合わせを色で記号化して分類する、患者さんの名前順管理方法です。
カラー&ラインシステム(生年月日別管理)
ビスカが開発した生年月日別の管理方法です。月と日を色記号化し、患者さんの誕生日でカルテファイルを検索するシステムです。月と日どちらから検索するかで二通りの方法があります。