社長挨拶 CEO Message
代表取締役 石田伸道
ご挨拶
新型コロナウイルスが猛威を振るい、この状態がいつまで続くのか、先行きはいまだ不透明です。今後は新たなパンデミックに備えて、ウイルスとの「共生」を前提とした社会システムが必要とされていくでしょう。また、ウイルスだけでなく、さまざまな問題を人類が乗り越えていくために、世界は加速度的に変わっていくだろうと感じています。
今回のコロナとの闘いでは、悪い変化ばかりではなく、良い変化もあったように思っています。たとえば弊社では、リモートワークを全社的に恒常化させたことで、通勤電車の混雑を回避できただけでなく、自分や家族と向き合う時間を手に入れるなど、一人ひとりが「働き方そのもの」、ひいては「人生」を大きく見直すきっかけとなりました。
日本ビスカはこれまで「医療機関の快適な受付を創造する」をミッションに掲げていましたが、医療機関の受付も、より良い方向へと変わっていく好機といえるのではないでしょうか。そんな“新たな時代の受付”を、お客様ともに「創造」していくことこそが、私たちの使命だと考えております。
そのため今後は、医院の感染対策を伝える「ホームページ」や密集状態が避けられる「予約システム」、口頭よりも情報を効果的に伝えられる「デジタルサイネージ」などのITを活用したサービスに一層力を入れるとともに、「診察券アプリ」や「オンライン診療」、「自動精算機」などの開発も積極的に進めることで、医療業界に貢献していきたいと思っております。
松下幸之助氏は、「かつてない困難・かつてない不況からは、かつてない革新が生まれる」という言葉を残しました。私たちも何ができるかを常に考え、時代の変化に耐えるのではなく、むしろ楽しむぐらいの気持ちで、新たな時代に挑んでいきたいと思っております。
これからもさらに進化し続ける日本ビスカに、どうぞご期待ください。
夢
日本ビスカは、第二創業期を迎えた発展途上の会社です。そのため私は常々、「どうすれば社員がもっと幸せになれるか」「どうすればお客様にもっと喜んでもらえるか」を考え、事業のいろいろな方向性・可能性を探り続けています。そして、社員も一緒に経営の哲学や手法を学んでもらうことが、会社の成長のためだけでなく、人生をより豊かにするためにも必ず役に立つと信じております。
会社や社会の未来をともに想像し、考え、学び、喜びを分かち合いながら、ビスカから未来の経営者を生み出せるような、そんな発展的な会社にしていきたいと願っています。
使命・目的
1 .医療機関の受付業務をスムーズにするための提案およびサポート
2 .医療機関と患者様(飼い主様)の円滑なコミュニケーションの促進
3 .医療機関のマーケティング(集患・リピート)やブランディングの支援
経営理念
全社員の物心両面の幸福を追求すると共に、お客様に喜んでいただける価値を提供し、人類、社会の進歩、発展に貢献する。
今後の方向性について
マーケティング×IT×デザイン
医療機関にとって「マーケティング」とは、新しい顧客(患者さん)を獲得する【集患】と、既存の顧客(患者さん)にリピート来院を促す【循患】のために、必要不可欠な経営戦略です。日本ビスカでは、【集患】のためにホームページ制作や折込ポスティング、また【循患】のためにデジタルサイネージを、予約システムや各種コミュニケーション手帳などの商品を通じて、医院経営をサポートしていきます。
また「IT」の力を活用することで、医療機関の受付業務を効率化し、よりスムーズにできると考えています。そのためビスカでは、診療予約システムをはじめ、自動精算機、オンライン診療システム、診察券アプリ等の開発も進めてまいります。
どんなに高水準な治療が受けられる医院であっても、見た目の「第一印象」はやはり重要です。医院らしさを洗練された「デザイン」で明確に打ち出し、強く印象づけることで、数あるクリニックの中から“選ばれる医院”になるための後押しをしてまいります。
感染対策を意識した商品開発
待合室の混雑を解消する“感染対策”の観点から、「診療予約システム」を導入いただくケースが最近増えています。また、「ホームページ」で医院の感染対策を伝えたり、視覚的に情報を伝える「デジタルサイネージ」を通して、患者さんにさらなる「安心」と「信頼」をご提供します。
医院のブランディングをサポート
どのような診療理念で医療サービスを行うかを明確にする「HI(Hospital Identity)」は、スタッフ教育の面においても重要です。まずは理念作成からお手伝いし、そこからロゴマークデザイン、ホームページ、パンフレット(診療案内)、各種印刷物のデザイン・制作に広げて、魅力ある医院のイメージを作りだす「ブランディング」をトータルでサポートします。
石田伸道プロフィール
経歴
1962年 | 11月17日静岡県清水市生まれ。 |
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1990年 | 早稲田大学大学院後期博士課程を修了した後、成蹊大学工学部に助手として就任。放射線検出器の研究を行うとともに、学生の教育指導を行う。 |
1995年 | 研究に専念するため渡米し、コロンビア大学宇宙線物理学研究室で、宇宙ガンマ線検出器の開発に従事する。 |
1997年 | 日本ビスカ株式会社に専務取締役として就任。商品の改良・開発と社内のIT化に尽力する。 |
2003年 | 代表取締役就任し現在に至る。 |
趣味等
スポーツ | 卓球、ゴルフ、テニス |
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座右の銘 | 思想の深遠なるは哲学者のごとく、心術の高尚正直なるは元禄武士のごとくにして、これに加わるに小俗吏の才をもってし、さらにこれに加うるに土百姓の身体をもってして、はじめて実業社会の大人たるべし福沢諭吉 |
所属 | 盛和塾 京セラ株式会社の稲盛和夫名誉会長が塾長を務める、若手経営家のための経営塾 |